3月14日(金)、「本日はお忙しい中、私共の卒業茶会にお越しくださり誠にありがとうございます。このお茶会は私たち6年生の集大成です。お世話になった先生方への感謝の気持ちを込めて、そして、これまでのお稽古の成果を十分に発揮できるよう精一杯務めさせていただきます。最後までどうぞごゆっくりお楽しみください。それでは一服差し上げます。」と卒業生によるお茶会が行われました。
「私たちのなぎさでの活動をあたたかく見守り、支えてくださった先生方に感謝申し上げます。先生方からは、教科の知識だけでなく将来を見据えた貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。先生のあたたかいお声がけや、どんな質問にも丁寧に対応してくださる姿に、いつも励まされていました。この6年間で得た知識や経験は、これからの人生を強く歩むための糧となることと思います。中学、高校をこのなぎさで過ごせたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。」と、私たちの励みになるとても嬉しい挨拶をしてくれました。
「茶道部の活動を通して、私は多くのことを学び、成長することができました。入部当初は、ただお茶を点てることさえままならず、作法も覚えることがたくさんあり、戸惑うことばかりでした。しかし、先生方や先輩のご指導のおかげで、少しずつ茶道の楽しさ、奥深さを知ることができました。こうして、先輩方の姿を追いかけるうちに、いつのまにか後輩を指導し、そして部全体を引っ張っていくような存在になりました。そのような存在になり、これまで先輩方の背中を見てただついていけばいいと思っていた頃と違い、初めてその責任の重さを痛感しました。部をよりよくするためには、厳しい言葉をかけなければいけない場面も多々ありました。が、そこには常に葛藤がありました。また、後輩との認識のズレから上手く連携が取れないことも多くありました。しかし、苦悩と学びが表裏一体であることを忘れず前向きに進み続けました。茶道部で味わった苦悩、喜び、そして出会いは私にとってかけがえのない財産であり、今後の人生のあらゆる場面で活かされると信じています。」と師範の上田先生、井上先生や顧問の天田先生への感謝、先輩や後輩への想い、茶道部の活動を通して得たものを語る姿に涙がこぼれました。
すてきな「卒業茶会」を
ありがとうございました!!
ご卒業おめでとうございます!!