6月26日(月)、人間の授業「いのちを感じよう~生かされている喜び~」で、助産師さん、妊婦さん、4か月の赤ちゃんとそのお母さんが来校してくださり、お話を聞きました。出産の様子やそれに関わった方々の思いを知ることで、自分たちや他者がいま生きていることの素晴らしさに気づき、自他の存在を大切にしてほしいという願いをこめた授業です。
妊婦さん体験をした高田さんは「とても重かったし、肩が痛くなりました。妊婦さんはすごいなぁと思いました。」と教えてくれました。妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんの心臓の音の速さにびっくりし、「子育ては大変なことの方が多いけど、自分の子どもに会えて嬉しいしかわいくて愛おしいです。」「産まれてくることは奇跡です。産まれてこれなかった命もあります。当たり前のように産まれて生きているのではないですよ。」というメッセージを聞き、命をつないでくれた胎盤を実際に見て触り、4ヶ月の赤ちゃんを抱っこさせてもらい、生徒たちはそれぞれいのちについて感じたようです。【生徒の感想】『1番最初の自己紹介の時に、名前を聞いて私が産まれた時の助産師さんだとわかってびっくりしました。そして、とても嬉しかったです。胎盤を見たり触ったり、写真を見たりして、自分もこんな風に産まれてきたんだと思いました。そして、私のことを取り上げてくれた助産師さんが目の前にいると思うと、とても実感がわき、ドキドキしました。ありがとうございました。』1年4組河野さん
『赤ちゃんを産むのは大変だということ、僕たちが産まれてきたのは、色々な人の協力があったからなんだなとわかった。お母さん、お父さん、病院の方々など。こんなに大変な思いをしてくれたお母さんは、とてもすごいなぁと初めて思った。今までは全然感謝してなかったけど、僕の誕生日に「大変な思いをして産んでくれてありがとう。」と言おうと思った。』1年4組八木君