2023/09/30

学問探究講座【5年生】

 9月30日(土)、多くの大学の先生方に来ていただき「大学探究講座」を行いました。まず、9つの大学(立命館大学、明治大学、関西大学、早稲田大学、関西学院大学、中央大学、広島大学、法政大学、同志社大学)から興味・関心がある大学を1つ選びの説明を聞きました。
次に模擬講義を「教育学系(中学・高等学校課程)」「心理学系」「情報系」「経済系」「経営系」「薬学系」「国際関係学系」「リハビリ系」「日本文学・日本語学系」「電気・電子工学系」「土木・建設・建築系」「看護・保健系」「通信・情報工学系」「機械工学系」「食物・栄養学系」「法律系」「外国文学・外国語系」「教育学系(小学校家庭)」「物理学・応用物理学系」の19講座の中から2つ選択して受講しました。
リハビリ系は実際に身体を動かしました。
何人かの生徒に聞くと「自分の興味のあることを選べたから、あっという間の時間でした。」「専門的なことを専門家から学ぶって本当に楽しいですね。」「自分はたくさんのことに興味があるので、もっと他の講座も受講したかったです。」「学びたいことが見つかりました。」「大学に入って絶対に大学院に進んで研究します。」「入りたい大学が見つかりました。頑張って勉強します!!」と教えてくれました。話を聞く姿、上のようなメモを一生懸命とる姿、目を輝かせて私にどうだったか教えてくれた姿から、5年生は自分の将来を自ら決断し、行動に移し、高い目標に向けて、やり抜いていってくれるだろうと確信します。

中秋の名月

 9月30日(土)、昨晩は空を見上げた方も多いのではないでしょうか。曽我先生が『広島なぎさと中秋の名月』と題した写真を見せてくれました。とても素敵だったので紹介します。

曽我先生によると自分の目で見る月と、機械(カメラ)を通して見る月は見え方が違うそうです。みなさんもそれぞれの場所でどのような月を見ましたか?

2023/09/29

胆力~強く清く心を鍛える~

 9月29日(金)、昨日第2回定期考査が終了したので、生徒たちは気が緩んでいるだろうと思っていたら、学年集会で学年主任角先生の話を聞いたある3年生の生徒が「『胆(きも)力=困難な「壁」にぶつかったとき、いかに逃げないで乗り切ることができるか。大切な約束や責任をきちんと遂行できるか。純粋な我慢強さとねばり強さ。』をつけていきたい。勉強は量の積み重ねも大切。3年生で土台を作った6年生が今頑張っているからそれを目指したい。」とやる気に満ち満ちた顔で教えてくれましたので、今朝その頑張っている6年生のところに行ってみました。2人は中学生から高校生になる3年生の時、勉強をやり切ったことが力になっていて、7時過ぎから約1時間この場所で勉強することを継続できているそうです。「時間を有効に使いたくて、このすき間時間を大切にしています。量をこなしたらいい教科をやって積み重ねています。2人だからより頑張ることができます。」と教えてくれました。
3年生の生徒は「なぎさは『勉強』『生徒会・クラブ・学校外の活動』『行事』の3つとも大切にし、あわさったところ=『充実したなぎさ生活』を大きくしていく学校。勉強に余裕がもてれば、全体が大きくなるから、今のうちに貯金をしたい。」とも教えてくれたのですが、どういうことなのかイメージできなかったので、直接角先生に聞いたところ、下のベン図を見せてくれました。


なるほど、その生徒が言っていた意味がわかりました。自ら学ぶ意欲を高める仕掛けや取り組みによって、自ら学ぶ意欲が向上し、進路意識が高まり、学力が充実していくという、大きく変化し成長していく3年生の姿を目の当たりにし、改めて学校そして生徒一人ひとりに携わる教員の役割の大切さを感じるのです。

2023/09/28

未草

 9月28日(木)、水面に咲いている花を見つけました。「何という花ですか?」と理科の先生に尋ねたところ、「スイレンかなあ?星野先生が詳しいですよ。」と教えてもらったので聞いてみると、「睡蓮(すいれん)科の未草(ひつじぐさ)ですよ。」と星野一先生が教えてくれました。つながりを感じるひと時でした。
その横にはたくさんの実をつけたレモンの木がありました。
黄色く色づいた頃、創造国際の授業で生徒が収穫をし、レモンケーキを作ります。
第2回定期考査最終日です。どの学年も、今日まで積み重ねてきた力を発揮できるよう頑張りました!!

2023/09/27

図書室

9月27日(水)、図書室を紹介します。「世界と日本【5年生】」で、目標の1つ『様々な国や習慣、建物などを比較検証し良い部分を理解できるようにする』に向けて作成した『広島なぎさ中学校・高等学校のガイドブック』で作成者の渡部君は「多種多様な分野の本が揃っており、またリラックスして過ごせるように細部まで工夫が凝らされている。」と表現しています。

定期考査中も図書室に多くの生徒がいました。
渡部君が表現しているように「多様な学びを深めるための教室」の1つとなっています。

2023/09/26

第2回定期考査

 9月26日(火)、いつまでこの暑さが続くのだろうと、気が遠くなっていましたが、二十四節季の1つ、昼と夜の長さがほぼ等しくなる「秋分」の日を過ぎ、朝晩が随分涼しくなり過ごしやすくなってきました。いつも賑やかな校内が涼しさとともに静まり返っています。そう、高校生は昨日から、中学生は今日から「第2回定期考査」が始まっているのです。
3年生フロアに行くと、自ら学ぶ意欲を高める仕掛けがあちらこちらに...。
「今回自主的に取り組めるよう8種類の冊子を100冊以上ずつ作成して置いていたところ、ものすごい勢いで全部なくなりました!!」と3年学年主任の角先生が教えてくれました。3年生の姿を見ていると、着実に自ら学ぶ意欲が向上し、進路意識が高まり、学力の充実が図れているなあと思うのです。
どの学年も、今日まで積み重ねてきた力を発揮できることを願っています。

2023/09/25

研修旅行記【2年生】

 9月25日(月)1時間目、2年生は10月の研修旅行に向けての事前学習で「研修旅行記」を作成していました。スケジュールや部屋割りをはじめ、研修旅行委員が調べたガイドを大切に丁寧に貼っています。
一生懸命読み込み、学ぼうとする姿がありました。
現3年生の作成した研修旅行記を見て、自分たちもこのようなものにしたいと意欲的です。早速表紙を創っている生徒が見せてくれました。本当に楽しみにしていることがわかります。
昨年行った現3年生の「研修旅行記」
なぎさではこのように、事前学習→現地学習→事後学習を大切にして、「学び方」を学んでいきます。

2023/09/22

ダンス【体育(3年1・2・3組)】

 9月22日(金)6時間目、次は1・2・3組のダンスの発表を見に行きました。
3年1組
3年2組
3年3組
見に来ていた先生の感想です。「朝や放課後にクラスで集まって練習して頑張っていました。その頑張りを知っているので、より見ていて楽しかったです。(佐々木先生)」「フォーメーションに工夫があったり、ダンスの質が高かったり、ダンスと立ち位置にこだわりがあったりとクラスごとに違いがあり、それぞれのクラスの良いところが出ていました。また、見ている方から手拍子や歓声が上がるなど、とても雰囲気が良く楽しい時間になりました。(荒木先生)」とのこと。見る側がとてもあたたかく安心できる雰囲気を作っているからこそ、発表する側も自信をもって生き生きと披露することができるのだなと思いました。

ダンス【体育(3年4・5・6組)】

 9月22日(金)1時間目、3年生の体育の授業にお邪魔しました。今日は『アップテンポなリズムにのって自由に全身で踊る』ことを目標に、自分たちで曲選びから始まり、色々な動きを組み合わせたオリジナルダンスを7時間かけて創り上げ練習したダンスの発表でした。
3年4組
3年5組
3年6組
発表後生徒が書いた「自分を振り返り、評価してみよう!」と「創作・発表を終えての感想」を見ると、担当の河内先生が生徒に話された「同じ方向を向き主体的に取り組んで創り出された素晴らしさ」が「自分自身への自信につながる」が表れています。
『最初はダンスとか難しそうだなと思っていたけど、いざやってみるとすごく楽しくてあっというまでした。私はあまりダンスは得意じゃないけど、他の人に教えてもらったり、動画を何回も見たりして自分なりに頑張ることができたなと思います。(清滝友理)』
『最初はみんなと踊るのは難しいかなと思っていたけど、最終的にみんなが振りを覚えて、楽しく踊ることができたので良かったです。立ち位置をメモに書いてみんなに見せたら、真剣に見て覚えてくれていて嬉しかったです。(福田真緒)』
『自分からあまり意見を出すことができなかったのが反省点です。後覚えるのが少し時間がかかましたが、授業や家で体を動かしながら頑張って覚えることができ、友だちに教えられるくらい上達しました。発表も最後まで楽しみました。友だちと力を合わせて最高の作品を創れたことが嬉しかったし、「青春だなぁ...」と思いました。(清水智優)』

2023/09/21

創る楽しさ、伝わる喜び

 9月21日(木)4時間目、校内を歩いていると、生徒の作品がさらに増えていることに気づきました。
美術室では、2年3組の生徒が猫を描いていました。
隣の調理室では、別のクラスがTea Partyをしていました。
校内に展示されている作品、美術や創造国際の授業を見て、改めて「自分らしさを大切にすること」「創造性・独創性を育むこと」を大切にしているからこそ、「創る楽しさ、伝わる喜び」にあふれているのだなと思うのです。