6月22日(木)、河野産婦人科クリニック院長 河野美代子先生に「性と生について考える」というテーマでご講演していただきました。
【河野先生からのメッセージ】「性はいやらしいことでも恥ずかしいことでもない。大切ですてきなもの。」「すてきなものをすてきなものとして実行する大人になってほしい。」「若者は無知→大人が伝えないといけない」「医者になって51年です。常に謙虚に患者さんから学んでいます。」「女性の身体、男性の身体、お互いに知るべき。」「家族同士にもプライバシーはある。」「嘘の情報に惑わされない。」「お互いの希望を伝えながら実行する。」「自分の子どもにきちんと話ができる親になってほしい。」「自分で自分の身体を大切にし管理できる大人になってほしい。」「先に生を受けている誰しもが歓迎する生の誕生であってほしい。」「性は生殖」「自分の身体に、相手の身体に責任をもつ。」「悩みは1人でもいいから誰かに相談してほしい。そうすれば必ず道は拓ける。」「望まない妊娠をしない、させない。」「コミュニケーションがきちんととれる良い関係を築いてほしい。」
【生徒の感想】「女性の身体は機械ではないよ。という言葉を聞いて、私は何か心にくるものがありました。まだジェンダー平等が遠いこの世界で、この言葉によって女性に対する考えが変わった男性や、救われる女性が増えたらいいなと思います。これから、自分でできる自分の身体の守り方を考え、相手を尊重することを心がけようと思いました。」
「僕はお話を聞いて、性は決して恥ずかしいものではない、むしろ大切なものだと思いました。今自分がここにいて今日のお話が聞けたのも、親のおかげだと思いました。性=奇跡だと考えました。」