2023/09/29

胆力~強く清く心を鍛える~

 9月29日(金)、昨日第2回定期考査が終了したので、生徒たちは気が緩んでいるだろうと思っていたら、学年集会で学年主任角先生の話を聞いたある3年生の生徒が「『胆(きも)力=困難な「壁」にぶつかったとき、いかに逃げないで乗り切ることができるか。大切な約束や責任をきちんと遂行できるか。純粋な我慢強さとねばり強さ。』をつけていきたい。勉強は量の積み重ねも大切。3年生で土台を作った6年生が今頑張っているからそれを目指したい。」とやる気に満ち満ちた顔で教えてくれましたので、今朝その頑張っている6年生のところに行ってみました。2人は中学生から高校生になる3年生の時、勉強をやり切ったことが力になっていて、7時過ぎから約1時間この場所で勉強することを継続できているそうです。「時間を有効に使いたくて、このすき間時間を大切にしています。量をこなしたらいい教科をやって積み重ねています。2人だからより頑張ることができます。」と教えてくれました。
3年生の生徒は「なぎさは『勉強』『生徒会・クラブ・学校外の活動』『行事』の3つとも大切にし、あわさったところ=『充実したなぎさ生活』を大きくしていく学校。勉強に余裕がもてれば、全体が大きくなるから、今のうちに貯金をしたい。」とも教えてくれたのですが、どういうことなのかイメージできなかったので、直接角先生に聞いたところ、下のベン図を見せてくれました。


なるほど、その生徒が言っていた意味がわかりました。自ら学ぶ意欲を高める仕掛けや取り組みによって、自ら学ぶ意欲が向上し、進路意識が高まり、学力が充実していくという、大きく変化し成長していく3年生の姿を目の当たりにし、改めて学校そして生徒一人ひとりに携わる教員の役割の大切さを感じるのです。

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