2024/06/18

Nの卒業生

 広島なぎさ中学校・高等学校で輝く生徒や教職員、卒業生も含め「なぎさらしく」がんばっている人を紹介したい...ということで、不定期ですが「Nの〇〇」と題して、左のロゴ・パーパスを目印に始めています。

6月18日(火)、本校を訪ねてきてくれた三木 まりあさんを紹介します。
三木さんはなぎさ公園小学校2期生で、2016年に広島なぎさ中学校・高等学校を卒業し、現在、地元である廿日市市阿品でMathys Baller(マティス バレエ)のバレエ主宰講師を務め、
約60名の生徒さんを教えています。
Mathys Baller(マティス バレエ)の生徒さん
三木さんは中学生の時に初めてエントリーした国際コンクールを目前に、白血病を発症しました。「自暴自棄に陥りました。でも、丁寧に治療してくださった医療スタッフ、大好きなバレエの先生や先輩、なぎさの先生や友だちなどたくさんの方からエールをもらい、希望を持ち続けることができ、『絶対にまた舞台に立つ』と、気持ちを立て直すことができました。バレエは自分の人生そのものであり大好きで、感謝しかありません。」とのこと。その経験から世の中の役に立ちたいと、バレエを続ける傍ら、大学では看護学を専攻し、看護師国家資格を取得しました。また、2019年Miss SAKE(ミス日本酒)Hiroshimaに選ばれ、地元の酒蔵や文化を広めるなど、地域貢献にも関わっています。そして、YAGP NYファイナル団体TOP12、2022年全国MIEバレエコンベンション 島崎徹 審査委員長特別賞、YBC in京都 優秀賞、山口国際ダンスコンペティション第1位、その後、エキシビションやガラ公演、イベントに出演するなど現役バレエダンサーとしても幅広く活動しています。
Miss SAKE Hiroshima 2019
山口国際ダンスコンペティション第1位(2022.8)
この度、主宰講師を務めるMathys Baller(マティス バレエ)の記念すべきファーストコンサート~命の贈り物"Gift of life"~を開催します。
「今、リハーサルなどで忙しくしています。想像以上に大変です。でも、とっても充実しています。」と話す目はとても輝いていました。そして嬉しいことに「私の生徒さんへの教えのもとは『なぎさ』です。」と教えてくれました。謙虚で常に感謝の心をもち続け、人に優しく、そしていつも志を高くもち、強い精神力で前を向いてチャレンジする...そのような三木さんに習う生徒さんはどう成長されていくのでしょうか、とても楽しみです!!三木さんはまさしく「なぎさらしく」がんばり、活躍している「Nの卒業生」だと思い紹介させてもらいました。