2024/12/18

嬉しいお知らせ

 12月14日(土)、15日(日)に「第23回中国地区高等学校将棋選手権大会」が山口県立徳山高等学校で行われました。見事、重弘君優勝、山本蓮君第4位入賞、山本菫さん第7位です!!
おめでとうございます!!
今回も大会の様子を顧問の片嶋先生の、躍動感あふれる文章でお伝えします。
【重弘君】
男子個人戦はスイス式5回戦で行われました。全勝で迎えた4回戦、相手は夏の全国大会優勝者。本大会最強の相手です。自陣の軽さと一歩得を活かして中盤まではわずかに優勢となりますが、急所を的確に突かれてあっという間に陣形が瓦解し逆転されます。もはやこれまでと観戦者の誰もが思うなか、重弘くんは勝負を諦めませんでした。相手にわずかなミスが出たこともあり、互いの王が接近する玉頭戦へ突入。相互に詰むや詰まざるやという状況のなか、死地を脱したのは重弘くん。粘る相手を振り切り、60分の死闘を制しました。その勢いのまま5回戦を快勝し、みごと中国大会優勝とあいなりました。
【山本蓮君】
3勝1敗で迎えた最終5回戦。あと1勝すれば6位以内の入賞が見える大一番に気合い十分で望みました。相手の穴熊に対してやや無理な攻めを重ね、形勢が悪くなりそうでしたが、山本くんの気魄に押されたのか、相手も対応を誤ったことで攻めがつながります。結果的には危なげなく完勝、人事を尽くして天命を待ちます。運命の結果発表は第4位にみごと入賞。課題と手応えを得た中国大会となりました。
【山本菫さん】
女子個人戦はスイス式4回戦で行われました。1回戦は前年度の本大会優勝者。果敢に勝負を挑み、中盤までは互角の戦いを見せますが、そこから徐々に離されて敗戦。今大会を象徴する対局となりました。結果は2勝2敗で第7位と、あと一歩入賞に届きませんでした。強豪相手にも良い形を作れてはいたぶん、中盤以降の課題がはっきりと見えた中国大会となりました。また、普段は悔しさを口にしない山本さんが悔しそうにしていたので、今後の成長が楽しみです。
次は全国大会に向けて
頑張ってください
応援しています!!