9月13日(水)放課後、ドバイ研修旅行に行く生徒とアラビア語講座に参加しました。佐藤道雄先生は、10年以上前からドバイに行く生徒たちにアラビア語を教えに来てくださってます。
佐藤先生は、高校の時にラジオで聞いたアラビア語の『音の不思議』にひかれて東京外国語大学でアラビア語を学んだそうです。大学生の時1年間エジプトに留学したり、大学院生の時2年間イエメン日本大使館に嘱託職員として勤めたりしてアラビア語を極められました。現在は広島大学や広島市立大学でアラビア語を教えたり、日本への留学生に日本語を教えたりしています。外国人に日本語を、日本人に外国語を教えることで、言語学についてより学びが深まったと、経験されたことについてのお話は生徒たちの刺激になりました。小原君は「アラビア語の難しさを知り、英語が簡単に思えました。ドバイに行ったら、現地の方と絶対にアラビア語で挨拶や話をしたいです。」と固い決意を語ってくれました。川上君は「自分は手話を学んでいて、それを通して言語学に興味をもっています。アラビア語の喉の使い方がとても興味深く、ドバイでもそこに注目したいです。」と教えてくれました。ドバイ研修旅行に行った卒業生が広島大学に進学し、第2外国語でアラビア語を選択し、佐藤先生と再会したと聞きました。生徒たちの経験は、大きく広がりつながっていくのです。