2023/10/19

「夢をもって最後までやりきることが大切」【人間(2年生)】その1

 10月19日(木)、2年生の「人間」で、マツダ株式会社 統合制御システム開発本部の福馬 勉さんに「夢をもって最後までやりきることが大切」と題してご講演をいただきました。「広島に育まれた、今に続くマツダの挑戦の歴史」を聞き、「モノづくり」への深い想い、それを実現していく一人ひとりの働きを知りました。
そして「人はなぜ働くの?」という問いに対して、生徒と対話しながら『生きていくため』『人に喜んでもらうため』『夢をかなえるため(自分がどうなりたいか)』と考えを深めてくださいました。
2000年からご自身の経験を踏まえ伝え続けてくださっているメッセージを聞き、やりたいことを見つけた卒業生が、来春マツダに入社します。今年の生徒にも、話を聞く様子、表情、気づきを見てわかるように確実に心に届き響いていました。
最後に実際にお話の中にも出てきた、微細藻類油脂や使用済み食用油を原料とした次世代バイオディーゼル燃料の車を見せてもらいました。今日は生徒もですが、私にとっても学びのある時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
【生徒の気づきより】
『自分はまだ、進路や将来の夢は決まっていませんが、それを決めるきっかけになる講演だったと思います。特に印象に残っているのは、「成功の反対は、失敗ではなく、何もしないこと」です。今、自分が取り組んでいることは主に音楽です。「自らの経験は宝物」「失敗を恐れずに挑戦する」等のキーワードを大切にしながら進路、将来の夢を追いかけていきたいと思いました。また、その夢を叶えるために勉強で「悩む、考える」を大切にしたいです。(平野君)』
『私はまだ自分のやりたい、好きなことを見つけられていないから、人間の授業で「これ、楽しい」と思えることを見つけたいなと思いました。私は口ではいろんなことに挑戦してみたいと言っているけど、実際は失敗して誰かにどう思われるかを考えてしまって、何かをする前にやめてしまうことがよくあります。でも、福馬さんのお話を聞いて、できることからやっていって、いろんなことをする癖をつけていきたいと思いました。(長田さん)』