2023/10/23

全国大会<激励会>

 10月23日(月)、 鶴学園広島工業大学で、「第12回学校合奏コンクール全国大会2023」に出場を決めた管弦楽部、「高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会」に出場を決めた3年生河村波音さんへの激励会が行われました。
管弦楽部顧問の藤原先生から「コロナ禍の影響で、今までの練習スタイルがくずれ、先輩から受け継がれてきたことができなくなっていました。また部員も減少しましたが、練習内容を改善することで、4年ぶりに予選を通過し全国大会への出場となりました。今年度演奏している曲は、ミニマル・ミュージックと言われるジャンルに属する現代曲で、2013年に共演させていただいたドイツの作曲家、ウリ・ゲッテ氏の作品です。本校オーケストラの編成に合わせて編曲していただいた作品であり、本校管弦楽部にとって大変関係の深い作品でもあります。作曲者自身からご指導していただいたことを踏まえ、さらに練習を重ね、本番では観客の心だけではなく、演奏する生徒たちの心に残るような演奏ができるように励みます。」と活動の報告と紹介がありました。
英語科指導教諭の玉木先生から「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会は、日本の将来を担う若者たちの英語上達と国際親善を目的とした、70年以上の歴史と伝統を誇る国内最高峰の大会です。河村さんは英語学習や国際交流に関心が高く、普段から国際部で活躍しています。当該大会では『Exist under the sky with one goal(万里一空)』と題し、対話や信頼関係を築くことで人々がつながれば、平和を実現できるという想いを伝えます。さらに練習を重ね、中央大会では、一人でも多くの人に想いが届くよう、精一杯発表してくれると思います。」とこの度の全国大会に出場を決めた経緯と紹介がありました。
管弦楽部を代表して宗正さんと佐川さんが「練習を重ねていく中で問題点が見つかり、基礎を見直すことで技術力が高まりました。1つ1つの音を大切に音程そして気持ちを合わせて演奏したいです。」と力強く抱負を語ってくれました。
河村波音さんも「指導していただいた先生方、練習につきあってくれたクラスメイトに感謝しています。しっかり練習を重ねて、一人でも多くの方に平和の想いを届けたいと思います。そして、全国から集まった151名との交流を通してさらなる成長をしていきたいです。」と決意を語ってくれました。
鶴総長、鶴理事より「切磋琢磨して全国大会への出場という目標を達成したこと、おめでとうございます。そして全国大会という大舞台での経験はきっとさらなる成長につながり、人生においても役に立つことでしょう。また、全国大会に出場する他の生徒さんと接することで良い刺激をもらい、1ランク上に成長してきてください!!」という激励の言葉をいただきました。
生徒たちはこの会を通じて、学校だけでなく、学園全体が応援くださってることを感じたことで士気が上がり、果敢に挑戦し、一層力を発揮してくれることでしょう。頑張ってください!!応援しています!!