2023/12/04

学年集会【2年生】

 12月4日(月)、2年生の学年集会に参加しました。先にシェルホールにいた私に気づいた多くの生徒が「おはようございます!!」と元気に挨拶をしてくれました。とても気持ちの良い週の始まりとなりました。ありがとう。そして、席に座ったら静かに待つ生徒たちです。どんどん成長する2年生の姿が嬉しかったです。立候補した生徒の立派な司会で会がスタートしました。
内容は3つのことでした。1つ目は、教育開発部長でタイ交換留学の引率を長くしてくださっている吉井先生から、来年度の「3年タイ交換留学」の説明でした。
そして、実際今年度体験した3年生6人の話を聞きました。「2年の研修旅行で京都や奈良の美術品を見て、タイも仏教で有名なので違いや共通点を知りたくて応募しました。」「通学路にあるタイ料理のお店からタイ料理に興味をもち本場のタイ料理を食べてみたいと思い応募しました。」「日本とは違う学校生活をしてみたいと思い応募しました。」「初めての海外で緊張したけど、歓迎会で話しかけてくれて、たくさん友だちができました。」「文化や食べ物の違いはあったけど、同じ人間として心通わせることができました。」「街や学校内に仏教ならではの習慣や文化がありそれを探すのが楽しかったです。」「国王の誕生日でタイの政治のあり方がわかり面白かったです。」「英語でコミュニケーションを取るのが難しかった私に色々な人が積極的に話かけてくれたので仲良くなれたことが良かったです。」「日本ではできない体験をタイででき、新しい刺激をもらえました。」「言語の壁を越えて仲良くなれた時に本当に楽しいと思いました。」「語学だけでなく五感で感じることもたくさんあるのでぜひ行ってみてください。」「他では中々できない経験となります。」「最初は不安でしたが、たくさんのサポートがあるので大丈夫です。」「日本との違いや共通点がありますが、日本とは違う良さを知ることができ、自分の考え方の幅が広がります。」「挑戦することで新たな学びがあり、将来への成長につながります。」「やらずに後悔するよりやってみる方がいいと思います。」経験したことを自分の言葉で語る3年生に、自分たちもそうなりたいと思った2年生がたくさんいたはずです。
2つ目は、3年生から始まる英語と数学での分級の説明でした。分級は、定期考査等の点数で別れる習熟度別ではなく、自分はどのコースが良いか考え、アンケートで希望を出し決まります。「自分で責任をもって決める」ことなので「環境は大切」とし、友だちと相談するのではなく、親や先生と相談し、それをもとに自分で考え選び決めなければいけません。司会の生徒が「いよいよ3年生になるのだなという自覚が芽生え、熱心に学習に取り組みたいと思いました。」と感想を述べていました。
3つ目は、学年主任の種本先生から「3年生になる皆さんへ~自分に向き合い、取り組む~」と題して、プレッシャーやストレスがかかった時にどのような行動をしたか振り返り、逃げることが癖にならないようにどう取り組めばいいのかというお話がありました。
司会の生徒が「種本先生の話を聞いて、今の自分を振り返り、3年生になるために何が必要かを考えることができました。」と感想を述べていました。話を聞いてその場で自分の考えをまとめ感想を言う司会の生徒を見て、話を自分のこととしてきちんと聞ける力がついてきているなと感じました。
きっと、この学年目標を達成して、次のステージ3年生へと進んでいくことでしょう。