12月16日(土)、5年生の健康教育で「大切な人とすてきな関係を築くために~デートDVを知ろう~」と題して、『デートDV防止ひろしま』の藤沢様、貞森様にご来校いただきお話をしていただきました。
近年、10~20代で恋人から暴力を受ける「デートDV」が問題になっています。昨年、内閣府が発表した「男女間における暴力に関する調査」では、女性の約5人に1人、男性の約9人に1人は交際相手から被害を受けたことがあるという結果があります。被害を受けた人は、自尊心をそがれ、自分で自分のことを決める力を奪われてしまい、回復するまでに大変な時間と支援が必要になります。人格を形成していく思春期の健全な育成を妨げる問題であることの意識を周囲の人間も高めていかなくてはならないと強く感じました。
今回のお話を通して、生徒たちは自分自身の潜在的な意識や価値観に目を向けるきっかけとなり、相手を尊重し大切な人とすてきな関係を関係を築くため、DVをする人にもされる人にもならないように「気づきと学び」を深め、デートDV未然防止につながったのではないかと思います。