3月11日(月)、中学生として登校するのも後8日となった3年生に向けて上野校長先生がお話されました。
少し遅れて入ったので、前から表情を見ることができました。やはり、背中と同様、今日も一生懸命聞き、受けとめようとする気持ちが表れていました。入学した時の校長講話を思い出し、そして振り返りながら話を聞きました。そして、中学1年生の時に書いた校長先生へのメッセージ「中学入学後の前向きな決意について」をいくつか読み上げ、「この決意を覚えていますか?」「この決意のように過ごせましたか?」と問いかけられ、生徒たちは自分の書いたものではなくても、自分事のように聞き、振り返っている様子でした。
校長先生が好きな言葉とともに、3年生へのメッセージです。「僕は今まで失敗をするのが怖くて挑戦があまりできていなかったけれど、今日のお話を聞いて、これからは積極的になったり、挑戦したりしていきたいと思いました。失敗しても、落ち込まず、どう成功に近づけられるかを考えて行動したいです。(4組ワンジャーリさん)」
「私は誰かに頼ったり、誰かに意見を言うことが苦手で、自分の価値観に閉じこもってしまうくせがあるので、高校からは意見の異なる人とコミュニケーションが取れるようにしたいと思います。また、自分の決めた目標まで鍛え高めることを頑張りたいです。今の自分にとって何が正しいかやどうすればよいのかを見極めて努力していきたいです。(4組保井さん)」
「私は中学校生活の3年間の中で、自分の意思をもつようになりました。それまでは、大人に用意されたことを、ただ、たんたんとこなしていくだけでしたが、中学校生活の中で、例えば課題が出されないから、自分で考えてテストまで勉強しなけれぱならなかったりと、自分で考えて行動するという機会が増えたように感じます。高校生活では、さらにその機会が増えると思うので、これからも、自分で選択するということを大切にしていきたいです。(4組中島さん)」
生徒の感想から、心に響いていることがわかります。