私は実は学生時代、理科にあまり興味をもつことができませんでした。その私が、授業に参加して、理科っておもしろいと思えたので紹介します。
6年生の「アースサイエンス」の授業は、星の明るさを表す等級について、その起源と表し方を知り、星の距離と明るさの関係について理解するという内容でした。
井上先生が星の距離と明るさについて目を輝かせて話してくれるので、生徒とともにそれに対して驚きや気づきをもつことができ、今晩夜空を見上げて夏の大三角形を探してみようという気持ちになりました。1年生の理科(生物分野)の授業は、ホンビスノ貝の解剖を通して、軟体動物、二枚貝類の特徴を知ろうという内容でした。
生徒たちは心臓を止めてしまわないように、慎重に真剣に解剖していきます。ほんものを観察することで、たくさんの気づきがあり、疑問が生まれていました。疑問が生まれたからこそ次へつながっていきます。生徒と一緒に、理科っておもしろいなと思う時間を過ごすことができました。