4月18日(木)、中学校理科実験室から出火したという想定で、避難訓練を行いました。全校生徒1195名が一斉に避難しました。が、とてもその人数が集まっているとは思えないほどの静けさと落ち着きで、聞こえてくるのは生徒部長の堀江先生の声、みずとりの浜公園から聞こえる鳥の声、そして近隣を走る車の音だけでした。
そして、静かに教室に帰っていきました。1年生は本校での初めての避難訓練でした。静かに落ち着いてしっかり話を聞くことができました。
昨晩緊急地震速報が発表されました。緊急地震速報は、情報を見聞きしてから自身の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。その短い間に身を守るための行動を取る必要があります。緊急地震速報を見聞きしたときの行動は「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことが基本です。
何人かの生徒に、緊急地震速報を受信した時どうしましたか?と聞くと、「布団にもぐりました。」「びっくりして、かたまってしまいました。」「窓を開けました。」「机の下に入りました。」「寝ていました。」「ドアを開けました。」と様々でした。
今回は火災想定でしたが、避難訓練を行うことによって、災害時における危険を認識し、日常的な備えを行うとともに、状況に応じて、的確な判断の下に、自らの安全を確保するための行動ができるようにすることへの意識を高めることができたと思います。