2024/05/30

お帰りなさい!!(その後4)

 5月30日(木)、 5月13日(月)に帰ってきてくれた本校卒業生の実習の様子を紹介していきます。西岡先生は、ミクロメーターを使ってイシクラゲとオオカナダモの細胞の大きさを測定させ、形や大きさを比較することにより、共通点や相違点を調べるという授業をしました。最初に実験の仕方の説明をしっかりして、実験がはじまると各グループをまわって、できているかサポートしながら丁寧に声かけしている姿が印象的でした。
仁井田先生は、朝の会、昼食、帰りの会、掃除と生活をともにしたクラスでの授業でした。生徒たちは緊張している先生を応援し、しっかり話を聞き、発表をしていました。多くの学びがあり、落ち着いた穏やかな授業でした。
實信先生は、顕微鏡で気孔の配置や数の違いを観察し、植物が異なる環境にどのように適応しているかを気づかせる授業でした。生徒のところにこまめに行き、適切な声かけをして生徒の学びをより深いものにしていました。
上岡先生は、「新しい人権」の「自己決定権」のなかでも、生命に関わる問題について、図や絵を書いてわかりやすく説明していましたので、生徒たちも自分の考えをまとめた後、グループでお互いの考えをしっかり共有することができていました。
それぞれの教科の先生方、担任だった先生、クラブ顧問だった先生方などたくさんの先生方が見ている中での授業なので、教育実習生のみなさんは「緊張しました!!」とのことですが、先生方のあたたかな眼差し、そして成長を喜ぶ表情を見て感じて頑張ってほしいなあと思います。