食品ロスを減らそう！～私たちにできること～

 3年生の「人間」の授業では「平和を築く～私たちにできること～」をテーマに、「平和」とは戦争のない状態であり、そしてすべての人が安心して生活できる状態であると定義し、平和をつくりだすためにどのような取り組みがなされているのかを知ることを通して、「平和」とは何か、「平和」とはどのような状態のことか、どのようにすれば「平和」をつくりだしていくことができるのかを考えていきます。5月27日(月)は、仕事ウォッチングにも行かせていただいている社会福祉法人正仁会広島フードバンクあいあいねっとの原田よしこ代表から「食品ロスを減らそう！～私たちにできること～」というお話を聞きました。

食品ロスが地球温暖化に大きな影響を与えていることなどから「食品ロスを出している場合じゃない！」と強調され、「買い物」「調理」「保存」「外食」の4つのポイントを気をつけると食品ロス削減につながることを教えていただきました。私は「食べ物に対して五感を働かせ、捨てる前に考え、そして工夫をしましょう。」という言葉が印象に残りました。

実際に、曲がっていたり少しのキズや大きという理由で、またトラック運搬中の荷崩れによる段ボールのへこみで中身の確認する手間を省くという理由で、あいあいねっとに来なかったら不条理に捨てられていたものを手に取り見ることで、生徒たちはより実感がわいたようです。

現在の課題、それに対してどう解決していくかを考え実行している原田さんをはじめとする「あいあいねっと」のみなさんの活動を知り、生徒たちは自分たちもできることをしていこうと強く感じたようです。